※弊社の乾燥ほうれん草は、栄養価を最大限感じていただくため、下茹でしていません。(湯掻いていません)
私が出荷しているほうれん草は、毎年10月~12月、1月~6月に販売させていただき、1袋=200g=100円~130円で提供させていただいています。右図の通り、少し多めで完成品としています。
食べやすい大きさ(5cm)にカットします。野菜は、乾燥させると小さくなりますが、戻した時に食べやすく、使いやすい大きさにします。
☆ 右図は、葉のみを測定しています。
右図は、茎のみを測定しています。
葉のみを乾燥機にて丁寧に乾燥させていきます。新鮮な状態より、長時間低温熱風乾燥(低温エアーズドライ製法)で、50度の温風で12時間~16時間かけて、しっかりと乾燥していきます。乾燥に良いとされる天日干しをしない理由としては、乾燥の品質にむらが出ると言う事と、天候に左右されるため、同じ品質を維持する事が難しい事から、機械乾燥で品質の安定を図っています。フリーズドライ製法で作られた乾燥野菜と比べて、復元するまでに時間がかかりますが、色合い・風味・感触は生に近い状態に戻りますので、本来の野菜の味と香りを楽しめます。
※ 製造中に、ブドウ糖を使用しない理由は、2点あります。1点目は、お客様にできるだけ本物を味を楽しんでいただきたい思いです。上記で既に記載の通り、弊社の製造工程では、野菜の洗浄の後に茹でる作業(ボイル)を行いません。この事により、生の状態より乾燥させていきますので、乾燥時間は長くなってしまいますが、食材のそのままの味を楽しんでいただく事できます。2点目としては、添加物を使用したくないと言う思いです。通常、乾燥野菜を販売されている業者様は、野菜を茹でる(ボイル)を行う際に、ブドウ糖を混ぜて行い、乾燥後の折れ、砕けを予防していますが、弊社製品は、ブドウ糖を使用していない・添加物を使用していないので、折れ、砕けが発生しやすいです。
☆ 私個人の感想ですが、一度、茹でた(ボイル)した野菜は、栄養素が茹でた(ボイル)したお湯に流れ出てしまっているせいなのか、風味が落ちる・落ちているように感じます。
完全に水分が抜けきったほうれん草は、乾燥前の重量から、約8%になります。乾燥した重量については、下記説明をご確認ください。
183gの野菜は、乾燥させる事により14gになりました。乾燥させた場合は、元野菜の重量の約7.65%になります。