私が出荷しているモロヘイヤは、毎年7月~8月に販売させていただき、1袋=100g=100円で提供させていただいています。製品を包んでいる袋の重みが若干ありますので、右図の通り、少し多めで完成品としています。
モロヘイヤの葉部分と、茎部分の分離については、手作業にて行っています。※基本的には、畑にあるモロヘイヤより手摘みにて葉のみ収穫を行っています。
弊社が提供する乾燥モロヘイヤは、「葉」のみを使用しています。葉のみを使用する意味としては、お客様には120%安心・安全に食べていただきたいと考えているからです。モロヘイヤを栽培した事がある方は既にご存知かと思いますが、花が咲いた後、種子やサヤには強心作用を持つ※毒素が含まれているので注意が必要です。モロヘイヤの出荷に辺り、花が咲く前の物しか青果物として出荷していませんが、気にされる方からの問い合わせがあるため、確実に気にならないようにするために、弊社では「葉」部分のみを使用します。モロヘイヤは、栄養価の高いスーパーフードになりますので、ぜひ、多くの方に安心して食べていただけるよう努めて参ります。
葉と茎を分離するためには、手摘みで行うしか方法がありません。モロヘイヤの葉に極力ストレスを与えないように、1枚1枚丁寧に手摘みしています。モロヘイヤ畑はとても手間がかかりますが、野菜の王様を是非、丁寧に味わっていただきたい想いから創造しております。
※約200gの葉の手摘みには、1人で30分程度かかります。モロヘイヤの収穫・手摘みは、過酷な環境で行いますので、普通の野菜の収穫の倍以上に手間がかかっています。
モロヘイヤの水洗いは、短時間で行う必要があります。つけおき洗いのような、丁寧な水洗いをしてしまうと、せっかくのモロヘイヤの栄養分が水に流れてしまうので、水を通すだけのような簡単な・短時間での洗いを行います。
モロヘイヤの栄養価については、、、
葉のみを乾燥機にて丁寧に乾燥させていきます。新鮮な状態より、長時間低温熱風乾燥(低温エアーズドライ製法)で、50度の温風で12時間~16時間かけて、しっかりと乾燥していきます。乾燥に良いとされる天日干しをしない理由としては、乾燥の品質にむらが出ると言う事と、天候に左右されるため、同じ品質を維持する事が難しい事から、機械乾燥で品質の安定を図っています。フリーズドライ製法で作られた乾燥野菜と比べて、復元するまでに時間がかかりますが、色合い・風味・感触は生に近い状態に戻りますので、本来の野菜の味と香りを楽しめます。
※ 製造中に、ブドウ糖を使用しない理由は、2点あります。1点目は、お客様にできるだけ本物を味を楽しんでいただきたい思いです。上記で既に記載の通り、弊社の製造工程では、野菜の洗浄の後に茹でる作業(ボイル)を行いません。この事により、生の状態より乾燥させていきますので、乾燥時間は長くなってしまいますが、食材のそのままの味を楽しんでいただく事できます。2点目としては、添加物を使用したくないと言う思いです。通常、乾燥野菜を販売されている業者様は、野菜を茹でる(ボイル)を行う際に、ブドウ糖を混ぜて行い、乾燥後の折れ、砕けを予防していますが、弊社製品は、ブドウ糖を使用していない・添加物を使用していないので、折れ、砕けが発生しやすいです。
☆ 私個人の感想ですが、一度、茹でた(ボイル)した野菜は、栄養素が茹でた(ボイル)したお湯に流れ出てしまっているせいなのか、風味が落ちる・落ちているように感じます。
完全に水分が抜けきったモロヘイヤは、乾燥前の重量からすると、約85%減ります。乾燥した重量については、下記説明をご確認ください。
弊社の乾燥モロヘイヤは、葉の部分のみを使用して商品にしています。
弊社の乾燥モロヘイヤは、茎部分は使用していません。
50gのモロヘイヤは、乾燥させる事により9gになりました。乾燥させた場合は、元野菜の重量の約18%になります。